恐山

死者のいる場所

新潮新書

南 直哉

2012年4月17日

新潮社

858円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

死者は実在する。懐かしいあの人、別れも言えず旅立った友、かけがえのない父や母ー。たとえ肉体は滅んでも、彼らはそこにいる。日本一有名な霊場は、生者が死者を想うという、人類普遍の感情によって支えられてきた。イタコの前で身も世もなく泣き崩れる母、息子の死の理由を問い続ける父…。恐山は、死者への想いを預かり、魂のゆくえを決める場所なのだ。無常を生きる人々へ、「恐山の禅僧」が弔いの意義を問う。

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