画家たちの昭和

私の画壇交流記

単行本

中野 淳

2018年3月8日

中央公論新社

3,300円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

幼い頃、父親に連れられて見た上野の美術展。そのとき衝撃を受けた藤田嗣治の作品。戦後、不足する絵の具をかき集めて描いたこと。松本竣介、麻生三郎、鶴岡政男、小山田二郎ら画家たちとの交流。岡鹿之助からの激励。空前の絵画ブームとその顛末。武蔵野美術大学教員時代のこと。何をどう描いていくかということ……。 『青い絵具の匂いーー松本竣介と私』(中公文庫)の著者が、自身の体験を通して綴った、戦後昭和の日本洋画壇回想記。カラー口絵8頁収録。 ◆本書は、2017年3月に逝去した著者・中野淳による遺稿と各紙誌に発表してきたエッセイをまとめて、一周忌にあわせて刊行するものです。画家であり武蔵野美術大学で教鞭もとっていた著者は、戦時下から半世紀以上、多くの画家たちと交流してきました。同世代人が次々と逝くなかで、昭和画壇の生き証人・語り部であったとも言えます。なかでも若い頃に深い交流のあった松本竣介、永きにわたり恩顧を受けた麻生三郎、個展で目をかけられた岡鹿之助、異才・小山田二郎のことなど、自身が見聞きした貴重な証言が含まれます。(編集部より)

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