御前会議

昭和天皇十五回の聖断

中公新書

大江志乃夫

1991年2月1日

中央公論新社

683円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

1941年12月8日、日本はハワイ真珠湾の奇襲攻撃で対米英戦争を開始し、日本の対米英宣戦で第二次ヨーロッパ大戦は世界大戦に展開する。本書では、昭和天皇御前会議の十五回の「聖断」と、最高戦争指導を、日中戦争開始後の、昭和13年の大本営設置から、同20年のポツダム宣言受諾まで検討する。また御前会議の設置を余儀なくした、統帥命令の大本営令制定をも考察する。

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