江戸人物科学史

「もう一つの文明開化」を訪ねて

中公新書

金子務

2005年12月31日

中央公論新社

968円(税込)

科学・技術 / 新書

日本に「もう一つの文明開化」があった。鉄砲伝来から日米和親条約に至る時期である。特に江戸時代には、漢学的素地の上に南蛮文化が彩りを添え、蘭学が栄えて、重層的、多面的な学問風土が醸成された。明治以降の近代化は、この長い熟成期があって初めて達成できたものなのである。身分を問わず、旺盛な知的好奇心と飽くなき探求心によって科学的思考を進め、新技術を開発した先人三十六人の事績を、ゆかりの地に訪ねる。

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