アダム・スミス
『道徳感情論』と『国富論』の世界
中公新書
堂目卓生
2008年3月25日
中央公論新社
968円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
政府による市場の規制を撤廃し、競争を促進することによって経済成長率を高め、豊かで強い国を作るべきだー「経済学の祖」アダム・スミスの『国富論』は、このようなメッセージをもつと理解されてきた。しかし、スミスは無条件にそう考えたのだろうか。本書はスミスのもうひとつの著作『道徳感情論』に示された人間観と社会観を通して『国富論』を読み直し、社会の秩序と繁栄に関するひとつの思想体系として再構築する。
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資本論の背景にあるスミスの世界観
スミスは、市場原理を是とする考え方を持つ人々にとっての象徴的存在と思われるが、道徳感情論の世界を知る事で、市場が有効に機能する前提条件が何であるのかを再考を促される、という点からも、本書は一読ならず機を捉えて読み返す価値のある解説書である。
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