応仁の乱

戦国時代を生んだ大乱

中公新書

呉座勇一

2016年10月31日

中央公論新社

990円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

室町幕府はなぜ自壊したのかー室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七〜七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのかー。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。

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Readeeユーザー

カズレーザーも紹介する本

starstarstar 3.0 2021年06月19日

本好きで知られる芸人カズレーザーがおすすめするこちらの本。応仁の乱って、つまりぐちゃぐちゃだった事は良くわかりました。人がたくさん出て来るので、東軍西軍表を自作しました。 この本、日付けまでキチンと裏付けて記載されているのですが、1400年代の出来事を、その翌日って書けるの凄くない?!

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mxa

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2020年08月14日

応仁の乱を題材にした大河ドラマの「花の乱」、視聴率最低と言われながらも役者さんの演技が素敵で大好きでした。大河ドラマでは、森侍者とか伊吹三郎の惣国の視点を混ぜながら、足利・日野家、細川・山名・畠山家の主導権争いを描いていたが、ここ本は興福寺の資料を基に考察されている。結局のところ、守護大名の中央での権力争いより足下の分国支配体制の確立、戦術的には足軽の活躍、最後に明応の政変による将軍権威失墜が後の戦国時代の礎となったと述べられています。ただ何回か読まないと、理解するのは難しいと思います。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2019年07月14日

興味深いところだけ読んだ。 郷土史をパラ見していたことと 既知の名前や曖昧な土地勘、経験(行ったことがある)が多少 難解な読書を助けてくれた。 尋尊のまめな記述に負う応仁の乱。 当時にしては79歳は長寿だ。 義のつく名前が多く、姓を省略せずに全てに書いてほしかった。 漫画でダメ押ししたいが、本当は漫画を先に読めばよかった。 英雄のいないダメなトップ達のグダグダな戦の時代とは全く思わず(この時代をそう言う人は多い) 私は反戦派だが、寝返り、和睦、裏切り、いつの世も人間の世界はこのような混沌としたものだと思う。 将軍や大名の愚行を後知恵で糾弾するのは気がひけると言うのは著者の本音だと思った。 後、20年の怨恨云々...は驚くべき事とは私には思えなかった。 個人のアイデンティティ、お家、はたまた国家に至る子孫に継がれる矜持と怨恨は易々と歳月やグローバル化で(希薄にこそなれ)洗い流される類のものではないと思う。

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kojongsoo8318

오닌의 난

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4.7 2019年04月13日

Readeeユーザー

(無題)

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3.5 2017年11月12日

かなり売れていた本を遅ればせながら先日読了しました。 人物がたくさん出て来て何回も読み返したけど、かなり面白く読みました。歴史の授業で習うような平板な応仁の乱像ではなく、将軍家、管領家、守護、守護代、荘園領主などの支配層の欲得や当時の世相や噂話などを

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