未来型サバイバル音楽論

USTREAM、twitterは何を変えたのか

中公新書ラクレ

津田大介 / 牧村憲一

2010年11月30日

中央公論新社

924円(税込)

エンタメ・ゲーム / 新書

CDが売れない音楽業界、ライブ・フェスの盛況、双方向のコミュニケーションで生まれる音楽など、多岐にわたり徹底討論。アーティストが自由に発信できる時代の、音楽のあり方とは?全てのジャンルが溶解しつつある今だからこそ問われるべき「未来型レーベル」の構想。

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Readeeユーザー

(無題)

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2.6 2018年02月06日

音楽業界は巨大装置産業的なところが今まであったため、レーベルにアーティストが所属することでアーティストはある程度安定感を持って仕事ができ、プロモーションや設備面などを依存していたし、レーベルの方もアーティストの浮き沈みのリスク分散できたという関係がうまくいっていたのだろう。 これからはアーティスト自身が例えば、ソーシャルメディアを駆使して、直接ユーザーと接して自立する方法もあるだろうし、最後はいろんな事を試して自分のスタイルを作っていくしかないのだろう。 音楽産業の将来は楽観できるのではないか。もちろんその中にいるアーティストは試行錯誤の連続だろうし、笑って構えていられるような状況ではない。しかし既存のシステムが崩れ、新しいテクノロジーによる新たな音楽ビジネスのあり方が可能になったいま、かつては不可能だった音楽の生み出し方/楽しみ方が追求できるようになっているのではないか。新しいスタイルに果敢にチャレンジして行く人々が増えれば、その中からきっと答えが見つかって行くはず。

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