上海時代(中巻)

ジャ-ナリストの回想

中公文庫

松本重治

1989年4月1日

中央公論新社

598円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

日本で二・二六事件が起り、中国では抗日テロが頻発する昭和10〜11年。広田外相・有吉大使が進める対中親善外交の一方で、現地陸軍が推進する「華北自治工作」-日本の対中外交は二元化する。その間、汪兆銘が狙撃され、蒋・汪合作政権の対日親善外交は破局への道を歩み始める。更に知日派要人・抗日のテロが相次ぐ中、日中関係はとみに険悪化してゆく。日中戦争前夜の緊迫する外交折衝を、渦中にあった著者がつぶさに回想する。

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