チンギス・ハーンの一族(1)
中公文庫
陳舜臣
2007年1月31日
中央公論新社
859円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
アジア内陸部の草原の国、ナイマンの王女マリアは内乱の故国を遠く離れコンスタンティノープルにいた。クリルタイにより二一氏族の長に推戴されたテムジンは自らをチンギスと名乗り、国家建設の一歩を踏み出した。マリアはチンギスを訪ねるために帰国する。二人は幼なじみであり、若く美しいキリスト教徒であるマリアに、チンギスはほのかな想いを抱いていた。
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