おはん/風の音改版

中公文庫

宇野千代

2008年12月31日

中央公論新社

1,026円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

妻と愛人、二人の女に惹かれる一人の男。人を愛することの悲しさと難しさ、そこに営まれる情痴の哀愁を美しい上方言葉で描く、昭和文学の古典的名作「おはん」に、女の献身的愛の極致を優艶な文体で浮き彫りにし、人生の深淵を覗き見る「風の音」を併録。

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