旭日の艦隊(14)

C・novels

荒巻義雄

1996年4月25日

中央公論新社

832円(税込)

ライトノベル

地中海を拠点に海軍力を増強した神聖第三帝国は、アフリカから南米に至る鉄十字の鎌を着々と延ばし、大西洋の制海権を手中に収めつつあった。援英艦隊孤立の危機に、日本は北極海の渡洋能力を持つ砕氷戦艦天手力男を建造、北回りの日英連絡ラインを切り拓く。一方、独逸海軍と雌雄を決すべく、旭日艦隊、高杉艦隊、米海軍共同の一大作戦を立案した。コード・ネームは“嵌め手作戦”。蒙古平原と南大西洋-陸海で世界の運命を決する日独決戦の火蓋が切って落とされようとしていた。

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