近世中後期の藩と幕府

荒木 裕行

2017年11月15日

東京大学出版会

7,040円(税込)

人文・思想・社会

近世日本は諸問題がありつつ幕府と諸藩からなる国家として安定した社会を構築していた.その250年以上も継続した近世の幕藩体制を,政治ネットワークと支配機構から読み解く政治史.時代の画期となった中期から後期にかけて,日常の交際から危機に直面したときの対応まで実証的に明らかにする. 序 論 研究史と本書の課題 第I部 藩・大名の政治ネットワーク  第一章 近世中期の幕藩関係ーー金沢藩の御用頼  第二章 近世後期の鳥取藩御内用頼  第三章 天保改革期の御用頼取締  第四章 文政期古河藩の幕府向内願交渉ーー御内用役の活動を事例として  第五章 会津藩主松平容保の交際と政治化 第II部 幕府の支配機構  第六章 所司代赴任時の老中上京について  第七章 株仲間再興令決定過程の検討  第八章 天保期水口藩の家中騒動  補 章 老中松平乗全の大名・旗本情報探索  第九章 目付の職掌について 終 論 近世中後期の幕藩関係と幕府の支配機構

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