チベット死者の書

仏典に秘められた死と転生

河邑厚徳 / 林由香里

1993年9月20日

日本放送出版協会

1,815円(税込)

人文・思想・社会

死者の枕頭で誦される仏典には、にぎやかな神々が繰り返しあらわれ、転生へと誘う光に満ちた死後の世界が描かれていた。チベットでは今も死者を送るために、アメリカでは末期患者が安らかな死を迎えるために、読まれている仏典に、現代が喪失した死を見出す。

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くさ

死に想いを馳せる

starstarstarstar 4.0 2023年06月26日

一連の死生観に関する書籍、量子力学や仏教の書籍を読んだ流れでこの本も読んだ。 ある程度バックグラウンドがあったため共感できるところもあった。 死は敗北、終わりではなく、生も死も一つのプロセス。死により、自らの中にある光、宇宙と繋がる光に還っていくのか。 ダライラマのお言葉 人生の目的は幸福と快さにある。 幸福と快さは、物質的な幸せではなく心の幸せ、安らぎを求めることが重要。 憎しみや執着、慢心や疑い、恐怖、嫉妬を弱め、善き心(愛、温かい慈悲の心、利他の心)を養うことで得られる。

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