Born to run走るために生まれた

ウルトラランナーvs人類最強の“走る民族”

クリストファー・マクドゥーガル / 近藤隆文

2010年2月28日

NHK出版

2,200円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったことーわたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだーメキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(15

starstarstar
star
3.99

読みたい

16

未読

12

読書中

3

既読

56

未指定

70

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

Readeeユーザー

所感

starstarstarstar
star
4.5 2018年10月13日

タラウマラ族、メキシコの民族、スカートを履いて、皮で作ったサンダルで走る。100km, 200km単位で走ることが遊興。人間の足は、裸足ないしは裸足に近い状態で走ることが最も足への負担が低い、ナイキのエアのような厚底の靴が足への故障を生んでいる。人間の足は精巧なつくりをしている、これをひとかたまりにロックする靴はそもそも無理がある。ナイキのコルテッツのようす底のスニーカーが本来は一番良い。どんどん新しいモデルを送り込むのはナイキのマーケティング戦略、ランナーに直前で何足か買い込ませるのが目的。 人間は走るために生まれた生物で、そのために滅びずに済んだ。長距離走の場合は大体の生物に勝つし、ストライドという意味でも人間は前に進むために効率てきで広い、馬などは実は狭い。移動するために生まれて、またそのために進化できた。 カバーヨブランコ主催のランニング

全部を表示

yamaura

走る事への認識が変わる本

starstarstar 3.0 2018年02月25日

ベアフットのノウハウと勘違いして購入笑。 ランニングシューズは走り方を歪めている。人の本来、もっと長くもっと早く走れる、という本。 実際のところは僕にはわからないけれど、実際の話を下敷きにしているため、滅茶苦茶説得力があり、しかも面白い。 アメリカ的な記述(ホームドラマみたいな)には少し辟易するし長いけれど、とにかく走りたくなる良書。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください