120時間の時計

Hayakawa pocket mystery books

フランシス・M.ネヴィンズ,Jr. / 鈴木啓子

1989年3月1日

早川書房

825円(税込)

小説・エッセイ / 新書

「著名な実業家ハスケルの娘アン、自宅で泥酔して転倒、頭を打って死亡」-新聞記事を読んだマイロは驚きを隠せなかった!マイロ・ターナーは、名うての詐欺師。死んだ女は、アンになりすましていた、マイロの詐欺の師匠の養女だった。マイロと同業の彼女は、事故で死んでいたアンになりかわり、死期の近いハスケルの遺産をいただこうとしていたのだった。アンの母は、ハスケルと別れた時、妊娠の事実をつげず、彼は娘の存在を知らないでいたらしい。ハスケルは、訪ねてきた偽者のアンを娘と認め、まもなく死を迎えた。彼女の死は、その二日後のことだった。大事な時に彼女が泥酔する訳がない、ハスケルの他の相続人が彼女を殺し、相続権を失効させたに違いない-そう考えたマイロは、綿密な計画を基に、一世一代の復讐・遺産横取り作戦に取りかかったが…?天才詐欺師マイロの愛と復讐を描く異色のサスペンス!

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください