首斬り人の娘

Hayakawa pocket mystery books

オリヴァー・ペチュ / 猪股和夫

2012年10月31日

早川書房

2,090円(税込)

小説・エッセイ / 新書

一六五九年。ドイツ南部の街ショーンガウで子供が殺された。遺体にあった奇妙なマークを見た住人たちは、魔女の仕業だと殺気立つ。そして産婆のマルタが魔女と疑われて投獄される。だが、処刑吏クィズルとその利発な娘マクダレーナは、彼女の無実を確信していた。マクダレーナに恋する医者ジーモンとともに、二人は事件の真相を探りはじめる。しかし、そこに第二の殺人が起きる。街の有力者たちがマルタの処刑を求めるなかクィズルらは真犯人を突き止めることができるのか?ドイツ発のベストセラー歴史ミステリ。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

17世紀のドイツの小都市が舞台の作品。主人公は皆から忌み嫌われる処刑執行人とその娘。死刑執行人といっても、首を刎ねるだけじゃなくていろんなバリエーションで死刑を行う他、拷問も担当するのですね。殺す技術の延長で医術にも長けているという設定。後半は時代背景をあまり感じさせないアクションもののような展開だけど、中世ヨーロッパの風景(汚らしい感じも残念ながらだけど...)も味わうことができて面白かった。娘も美貌で利発だけど、処刑人の娘ってことで自由に恋愛できない、しかし街の若い医者とは恋仲になりつつあって、という感じで今後の展開に含みを持たせています。作者の先祖が処刑吏ということで始まったこの作品、シリーズ化されていくらしく、今後も楽しみです。

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