特捜部Q-知りすぎたマルコ
Hayakawa pocket mystery books
ユッシ・エーズラ・オールスン / 吉田薫(翻訳)
2014年7月31日
早川書房
2,200円(税込)
小説・エッセイ / 新書
「特捜部Q」-未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の一部署である。「Q」が今回挑むのは、外務官僚の失踪事件だ。真面目で心優しいこの官僚は、出張先のアフリカからなぜか予定を早めて帰国後、ぷっつりと消息を絶った。背後には大掛かりな公金横領が絡むようなのだが…。事件のカギを握るのは、叔父が率いる犯罪組織から逃げ出したばかりの十五歳の少年マルコ。この賢い少年と「Q」の責任者カール・マーク警部補がすれ違い続ける間に、組織の残忍な手がマルコに迫るのだった!人気シリーズ第五弾。
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toruo
(無題)
デンマークのミステリ、シリーズ最新作。 嫌われ者で偏屈な警部補が率いる未解決事件のみを捜査する特捜部Q、但し他のメンバーは謎のシリア人、パンクで精神的に少し病んでる若い女性、の二人のアシスタントのみ、という...が今回取り組むのはアフリカから帰国直後に失踪した外交官の事件。 誰からも好かれていた人格者に何が、という話であるが、今回の主人公はタイトルにもあるマルコ。 不法滞在者で犯罪組織のメンバーであるこの少年が組織から抜け出し、命を狙われながらも知った秘密を警察に伝えようとする動きがストーリーの中心。 最後のほうがちょっとバタバタして無理矢理蓋を閉めちゃったみたいなところが少し気にはなったけども、相変わらず質が高くて面白いシリーズです。オススメです。
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