ありふれた祈り
Hayakawa pocket mystery books
ウィリアム・ケント・クルーガー / 宇佐川晶子
2014年12月31日
早川書房
1,980円(税込)
小説・エッセイ / 新書
あの夏のすべての死は、ひとりの子供の死ではじまったー。1961年、ミネソタ州の田舎町で穏やかな牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉、聡明な弟とともに暮らす13歳の少年フランク。だが、ごく平凡だった日々は、思いがけない悲劇によって一転する。家族それぞれが打ちのめされもがくうちに、フランクはそれまで知らずにいた秘密や後悔に満ちた大人の世界を垣間見るが…。少年の人生を変えた忘れがたいひと夏を描く、切なさと苦さに満ちた傑作ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作!
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toruo
(無題)
ミネソタの元保安官コーク・オコナー・シリーズで知られる作者のノン・シリーズ。 エドガー受賞作ということとタイトルが渋いので手にとってみました。 舞台は60年台初頭のミネソタの田舎街。戦争から帰って法曹界のキャリアを捨てて牧師になった父と、そんな父に不満を持つ美しくて音楽的才能に恵まれた母、その才能を受け継いだ姉と吃音に悩む弟を持つ少年の回想。 友達の一人が線路で命を落としたところから主人公一家にも悲劇は襲いかかり…という話。 地味で静かなストーリー展開なんだけどさすがはエドガー受賞作だけあって読み応えありました。面白かった。
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