特捜部Q-吊された少女ー

ハヤカワ・ミステリ

ユッシ・エーズラ・オールスン / 吉田 奈保子

2015年11月6日

早川書房

2,310円(税込)

小説・エッセイ / 新書

コペンハーゲン警察の特捜部Q。未解決事件を専門に扱う部署である。カール・マーク警部補が率いるQに今回舞いこんだのは、17年前に起こった少女轢き逃げ事件。撥ね飛ばされた少女が、木に逆さ吊りになったまま絶命した悲惨なもので、有力な手がかりもなく放置されていた。この事件に取り憑かれた警官が自分の退官式で自殺するという衝撃の幕開けから捜査は始まる。やがて浮かび上がった容疑者は、新興宗教の影がちらつく男だった!あやしげな世界に戸惑いながらも、Qの面々は男を追うが…。人気シリーズ第六弾!

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Readeeユーザー

惰性かな

starstarstarstar 4.0 2024年02月21日

1作目から読んでいるから、惰性で読んでるな

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

デンマークのミステリシリーズ最新作。 未解決事件だけを操作する特捜部に今回持ち込まれたのは17年前の轢き逃げ。 ただの事故と思わず一人捜査を続けていた警官が退官式で自殺したことから特捜部に持ち込まれ、渋々捜査を始めたところ宗教団体の陰が見え隠れしだして、というお話。 かなり早い段階で犯人が明らかになったかに見えるのだけどそこは手練れの作者がひねりを加えていてかなり読ませる展開になってます。 一匹狼で昔の事件のトラウマを抱える偏屈な刑事とアシスタントのシリア難民の組合せもシリーズの魅力だったのだけど、だんだん主人公の偏屈さが無くなってきていて替わりに個性的なメンバーが増えてきておりまだまだ展開が楽しみなシリーズだと思います。

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