黄金比はすべてを美しくするか?
最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語
ハヤカワ文庫
マリオ・リヴィオ / 斉藤隆央
2012年1月31日
早川書房
924円(税込)
科学・技術 / 文庫
無限小数を用いた1:1.618…は、最も美しい比率「黄金比」と呼ばれ、古代からさまざまな芸術作品に用いられてきた、とされる。この比率は、古くから数学者たちの注目を集め、幾何学の基礎を作ったユークリッドまでさかのぼる歴史を持つ。オウムガイの殻のでき方やヒマワリの種の配列のような自然の事物、音楽や文学、はては株価推移のグラフをも支配するという、この神出鬼没の黄金比の魅力と真実に迫る、決定版数学読本。国際ピタゴラス賞及びペアノ賞受賞。
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