人体六〇〇万年史 下

科学が明かす進化・健康・疾病

ハヤカワ文庫NF

ダニエル・E・リーバーマン / 塩原 通緒

2017年11月21日

早川書房

1,012円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 文庫

農業革命、産業革命を経てヒトの生活は便利で快適になり、寿命はこれまでになく延びた。だが飢餓や感染症が激減した一方で、2型糖尿病、肥満、心臓病、認知症、アレルギーなどの慢性病は増加の一途をたどっている。進化に重要な役割を果たしたはずの脂肪や糖がなぜ病の誘因となりうるのか。生活様式の変化が人体の進化のペースを上回った結果生じた「進化的ミスマッチ」を解明し、状況改善への道を探る。

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ばななちゃん

(無題)

starstarstar 3.0 2024年06月10日

我々は農業を始めてから大量生産や貯蓄を可能にした代償に多くのミスマッチ病を生み出した。いかに今の文明が便利であれ、我々の身体は狩猟採集から大きく変化していない。そのことを忘れて生きると多くの身体の問題を抱えることになるだろう。

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