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ハヤカワ・ミステリ文庫 V・I・ウォーショースキー・シリーズ 0

サラ・パレツキー / 山本 やよい

2016年12月20日

早川書房

1,430円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

25年前、ヴィクの地元で起こった殺人事件。元恋人からその再調査を依頼された彼女は、刑を終えた犯人を訪ねるものの、強く拒絶されてしまう。事件関係者にはなぜかウォーショースキー家の人間を激しく敵視しているものがいる。どうやらヴィクのいとこにして人気スポーツ選手だった、ブーム=ブームと何か関係があるようなのだが…。生まれ育った街の巨悪と過去の因縁。最大のピンチの中で見つけ出した逆転の糸口とは?

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

シカゴの女性探偵を主人公とするストーリーの邦訳。もう17作目なんだな。 ポーランド系の警官とイタリア系ユダヤ人の音楽家の娘で今ではかなり危険な地域となっている貧民街の出身、法曹資格を持ってる探偵という設定。同じ貧民街からアイスホッケーのスターとなって引退後に若くして死んだいとこがいる。 本作では貧民街で隣に住んでいた仲の悪い一家の母親が自分の娘を撲殺した罪で服役していたのだが釈放されてから真犯人は主人公のいとこだった、と言い出したところから始まる。真相を探るうちに地元社会の隠された悪を暴き出して、という話。真相解明のあたりでかなりバタつく印象だがシリーズが長くなってるのに相変わらずの品質を保っていて素晴らしい。

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