熊と踊れ 上
ハヤカワ・ミステリ文庫
アンデシュ・ルースルンド / ステファン・トゥンベリ / ヘレンハルメ 美穂 / 羽根 由
2016年9月8日
早川書房
1,100円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだったー。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが…。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。
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toruo
(無題)
スェーデンのミステリで何年か前に凄く話題になってたなということで今頃手にとってみました。彼の国では数年前まで有事に備えて国のあちこちに武器庫があったらしく、そこから軍用の強力な武器を盗み出した兄弟を中心とした強盗団の話。酒を飲んでは暴力的になる父親の強烈な影響の下に育った兄弟の生い立ちと現在の犯罪が交互に描かれる。複雑な筋書きではないのでさらっと読めてしまうし、暴力的な父親も基本的には外部に力が向かうタイプなので読後感もそこまで悪くない。しかしあとがきを読んで何より驚いたのはこれが実話をもとにした話で作者の一人は実際の強盗団とは兄弟だったということかな。なんと最近続編が出たらしく…いったいどういう内容なのか興味が尽きない。面白かった。
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