ずる
ハヤカワ・ノンフィクション
ダン・アリエリー / 櫻井 祐子
2012年12月31日
早川書房
1,980円(税込)
ビジネス・経済・就職
ビジネスや政治の場にごまかしを持ちこませず、プライベートでも嘘のない関係を作るためのヒント満載。わかりやすい実例といくつもの実験で、不正と意思決定の秘密を解き明かす。
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(無題)
人は「何かのふり」をすると、自分の行動と自己イメージ 、それに周りの人たちに対する見方が変わるのだ。 どうにでもなれ効果 初めての不正行為はその後の自分自身や自分の行動に対する見方を形成する上で特に大きな意味を持つことを忘れてはならない。だからこそ、もっとも阻止すべきことはは最初の不正行為なのだ。 「40匹釣ったときは、50匹釣れたと言うんだ。でもそれ以上は嘘を言わない。嘘をつくのは罪深いことだからね」 不正は帰属集団の中で感染する。 微罪は、積み重なるうちに、もっと大きな不正をしても大丈夫だというシグナルを発するようになる。 可謬性(誤りやすさ)を忘れるな。不合理性を忘れるな。 「どうにでもなれ効果」を打ち消すのは、「リセットの儀式」 罪悪感を持ったものは自分に対してより強い痛みを与えたいと感じる傾向が強い。
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