滅亡へのカウントダウン(上)
人口大爆発とわれわれの未来
アラン・ワイズマン / 鬼澤忍
2013年12月31日
早川書房
2,200円(税込)
ビジネス・経済・就職
加速する温暖化、続発する異常気象、生物多様性の喪失ーこうした環境問題の根本に過剰な人口があるのだとしたら、すべての文化圏に属する人が納得できる人口抑制の方法はあるのだろうか?さらに、絶え間ない人口拡大と成長に依存しない新しい経済システムを設計することは可能なのか?果たしてわれわれは、今後も存続していくことができるのだろうか?世界的な環境ジャーナリストが中国、ニジェール、インド、ヴァチカン、日本など20余カ国を旅しながら考える。人口学者、生態学者、経済学者、宗教指導者ら、あらゆる人々の肉声から見えてくる未来とは?人類が直面する今世紀最大の問題に迫る必読のノンフィクション。
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toruo
(無題)
テーマは人口で、作者が世界中を回って人口に関わるエピソードをいくつか述べつついかに人間の増えすぎが地球をスポイルしているか、ということを述べた本です。 筆者が学者じゃなくてジャーナリストだからか非常にわかりやすい筆致で非常に重要なメッセージを発していると感じました。 早晩100億人を越えてしまいそうな人類の数さえ減ればこの地球の諸問題のほぼすべては解決する、ということで、だけどそれだけにナイーブな問題がいろいろあって正面きってはなかなか取り上げられないテーマだと思います。 教育レベルが上がるに連れて出産数が減っていくという事実がなおさら。人類の数の問題はもっと正面きって考えられなければならない問題だと思いますが宗教が一番の阻害要因とすれば宗教から一番遠い日本がもっと主導的な立場になってもいいようにも思いました。ちなみに日本は世界で初めて人口が減少に至る先進国という意味で一章をさかれており、その辺りも興味深く読めました。
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