コロナの時代の僕ら
パオロ・ジョルダーノ / (旧)飯田 亮介
2020年4月24日
早川書房
1,430円(税込)
人文・思想・社会
感染症とは僕らのさまざまな関係を侵す病だ。この災いに立ち向かうために、僕らは何をするべきだったのだろう。何をしてはいけなかったのだろう。そしてこれから、何をしたらよいのだろう。コロナの時代を生きる人々へイタリアを代表する小説家が贈る、痛切で、誠実なエッセイ集。
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toruo
(無題)
話題になったこれ、読んでみました。作者は素粒子物理学の博士課程をでているイタリアを代表する作家さんだそうな。コロナがかなりきついタイミングのイタリアで書かれたエッセイだけどページ数も少なくてさらっと読めてしまう。内容に特に目新しい言説もなくだいたい世間で言われている内容のど真ん中、という感じではあった。ではどこが優れているのかというと日本語版に特に収録されたという「あとがき」が良かった。noteの早川書房のサイトでまだ公開されているみたいだから興味持たれた方は一読されても良いかもしれない。(リンクつけときました)特に自分が感銘を受けた箇所はちょっと長いけれど”コロナウイルスの「過ぎたあと」、そのうち復興が始まるだろう。だから僕らは、今からもう、よく考えておくべきだ。いったい何に元どおりになってほしくないのかを。”というところ。環境破壊の結果生まれたウィルスであり初期にそれを見くびったため今の蔓延を招いた、というのが作者の立場。個人的には作者の見解には完全に同意はしないもののコロナのお陰で見えてきたものもあると思うので今後に上手く活かしていこう、という主張には全面的に賛成したい。 https://www.hayakawabooks.com/n/nd9d1b7bd09a7
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