同志少女よ、敵を撃て
逢坂 冬馬
2021年11月17日
早川書房
2,090円(税込)
小説・エッセイ
独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(238)
starstarstarstarstar
読みたい
293
未読
91
読書中
42
既読
1154
未指定
684
書店員レビュー(3)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (19)
参考になった順
新しい順
とりあえず、この前に戦争は女の顔をしていないを読もう
starstarstarstar 4.8 2024年04月13日
star
「戦争は女の顔をしていない」を事前に読んでいたので、途中で色々とそれを想起することが多かったですが、やはり最後にそれが出てきて、あー、上手いなど膝を打ちました。
最初の村の場面、初陣の場面、最後のクライマックス、うーん、劇的だけれどもそれは上手くいきすぎじゃね?というところはどうしても幾つかありましたが、それでも、全体としてみれば全体が有機的に構成された、非常に質の高い作品です。それに、「戦争は・・・」を思い起こさせられることもあり、色々と考えさせられるので、読む(聞く)価値のある一作です。
スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチがすごいよな・・・、でも戦争を繰り返す人の業がいかに深いか、自分も含めた人がいかに浅はかであるかを考えさせられる作品でした。
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
HONAMI
この時世ではあるけど、前線で戦うのは同じ人間という事実
戦時中女性兵士がいたの知らなかった🥺どこにでもいる普通の女の子が、最前線の狙撃兵になるなんて。異様な高揚感と緊張に溢れた空気感で読めた🥺軍事用語はよくわからないけど、臨場感のある戦場の様子が想像できた。耐え抜いた人達が確かにいたんだなと、虚実混同の物語から強く伝わった😮💨戦後のメンタルケアは杜撰だったのだろうと推測する。苦しんだ人たちのその後も知りたいと思えた😔
全部を表示いいね2件