祭ジャック・京都祇園祭
西村 京太郎
2003年2月14日
文藝春秋
880円(税込)
小説・エッセイ / 新書
ある日、差出人不明の手紙が警視庁の十津川警部のもとに送られてきた。そこには近く行われる京都祇園祭で何らかの騒動を起こす、という内容がー。それは明らかに十津川警部への挑戦状だった。十津川は休暇をとり、亀井刑事と共に京都へ向かう。祇園祭当日、犯人はゲーム感覚で十津川たちを翻弄する。なんと犯人は「くじ改め」の場を利用し、祭の山鉾の一つに爆発物を仕込んだと衝撃の犯行予告を行ったのだ。必死で爆薬が仕掛けられた山鉾を推理する十津川。だがそれは犯人が十津川を窮地に陥れる犯行計画の狼煙でしかなかった。いったい犯人の動機は?そして十津川に対する異常なまでの怨恨は何が原因なのか?全国の祭りを舞台にして十津川が大活躍する「十津川警部・祭りシリーズ」第3弾ここに登場。
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