風に舞いあがるビニールシート
森 絵都
2006年5月31日
文藝春秋
1,540円(税込)
小説・エッセイ
愛しぬくことも愛されぬくこともできなかった日々を、今日も思っている。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。
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(無題)
前回あれだけがっかりしたのに、また森絵都の短編集を読んでしまった。ところが、今回は全然違うのだって。同じ作者であってもこうも違うのか、どこに違いがあるのだろう。本書の短編には一話一話感動がある。両書とも人が生きる一断面を切り取って短編に仕上げているのだが、片や描写しているだけ。「だからどうなのよ」と言いたくなってしまう。ところが本書には、人の思いや愛情、こだわりや生きる意味などが込められている。それが切実であるだけに感動を伴うのだ。 持って生まれた資質の違いや育った環境の違いからであろうか、人々の生き様はさまざまである。これも人生、アレも人生、と人それぞれの人生がある。そんな様々な生き方も、誰かから与えられたものでは無い。その人の選択によっているはずだ。例えば、どんな職業を選ぶかによって、その後の歩みが決定づけられるのは誰も否定し得ないだろう。職業は日々の糧を得る手段でもあるのだが、人によってはボランティアを生きがいにした人生もあるかもしれない。要はその人のやりがいや、こだわりを貫き通す事が「幸せ」に通じるのだろう。 本書に収録されている六遍には、 パティシエ、要保護犬のボランティア、二部の大学生、同窓会に夢中なサラリーマンそして国際公務員の生き様が描き込まれている。それは、人生における職業、ボランティア、キャリア、芸術、仲間そして夫婦とは何かを考える深いヒントでもある。
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