がんの最後は痛くない

大岩 孝司

2010年8月27日

文藝春秋

1,430円(税込)

小説・エッセイ / 美容・暮らし・健康・料理

一般に、がんは「終末期に激しい痛みが襲う病気」と思われているが、在宅緩和ケア医の著者は、それは大いなる誤解だと言う。著者の経験によれば、最後まで痛みが出ない患者さんも多く、痛みが出ても、ほとんどは鎮痛剤で和らげられ、「七転八倒の苦しみ」を味わう人などいないからだ。ところが、世の中を見渡すと、現にがんで七転八倒する人がいる。そんな痛みが出るはずがないのに、なぜ?著者はこの問いへの答えを探りつつ、今のがん治療、緩和ケアのあり方に大きな疑問を突きつける。

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