炎を越えて 新宿西口バス放火事件後三十四年の軌跡

杉原 美津子

2014年7月10日

文藝春秋

1,540円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

1980年、新宿西口バス放火事件。死者6人の無差別犯罪に日本中が騒然となった。全身80パーセントの熱傷を負った著者は、獄中の「加害者」に面会を求める。そして、夫の認知症と死。一人きりになった著者に、肝臓がんで余命宣告。事件の輸血によるC型肝炎がもとだったー全身熱傷からの生還。生と死を見つめた魂の手記!

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