羊と鋼の森

宮下 奈都

2015年9月11日

文藝春秋

1,650円(税込)

小説・エッセイ

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(107

starstarstar
star
3.87

読みたい

85

未読

48

読書中

20

既読

629

未指定

304

書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)
--
0
2020年01月16日

みんなのレビュー (6)

ショチ

美しすぎる世界

starstar 2.0 2020年02月26日

前評判が良いものばかり耳にしていたせいか、期待が大きすぎたかな。文章も登場人物も美しくて、美しすぎるあまりちょっと非現実的で私には合わなかった。

全部を表示

とも

(無題)

starstarstar
star
3.5 2019年04月28日

「羊と鋼の森」と聞いてピアノや調律師を思い浮かべる人はまずいないだろう。ピアノは、鋼でできたピアノ線を羊毛から作ったフエルトで覆ったハンマーで叩いて音を出す楽器であるから、説明を聞けばある程度の納得は得られる。ところが、ピアノという楽器が奏でる音に、森の匂いを感じる感性は極めて希と言わざるを得ない。本編の主人公・外村は調律師・板鳥のピアノの音を聴いて森の匂いを思い起こしたのだった。なぜピアノの音と森の匂いが結びつくのか?。板鳥のピアノの音は、外村に森の中で自然を友として遊びまわっていた時の気分を呼び覚ましたからであった。それは、一言で言えば「自由」と呼ばれるものであった。こうして外村の調律師を目指す人生が開始された。

全部を表示

はるき

-- 2019年04月13日

ああ、たしかに。たしかにそうだ。 明るく静かに澄んで懐かしい。 甘えているようで、きびしく深いものを堪えている。 夢のように美しいが現実のようにたしかな音。 それが、板鳥さんのつくり出す音だ。 僕の世界を変えた音だ。

全部を表示

Readeeユーザー

直木賞受賞作(1)

starstarstarstar
star
4.2 2018年11月01日

Readeeユーザー

読みやすい

starstarstar
star
3.5 2018年07月14日

いい意味で読みやすい一冊だった。 素直に調律師は素敵な仕事だなぁと思う。 ピアノ曲の聞き方が変わるし様々なシチュエーションで聞きたくなった。 しかし、羊と鋼の森の台詞を放つのがあの人とは! あの人だからの説得力もあるけどまさかだった! とても、面白い一冊でした。

全部を表示

nogiukwz12

秋野さん

starstarstar
star
3.9 2018年07月04日

調律師になりたての青年を主人公とした、ピアノに人生の柱に置いている人々の物語。全体通して、文章や展開が静謐なもので、安心して読めます。表題にありますが、先輩の秋野さんは最初は素っ気ない、当たりの強い人物に見えますが、コミニュケーションを重ねることで、言葉が柔らかくなり、優しさをみせていくので、キャラクターを書くのが上手いなと思いました。特別な才能はないどころか、調律師としての技術は作中で一番未熟ですが、未熟なりに悩み奮闘する様は見ていて面白いです。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください