虚ろまんてぃっく

吉村 萬壱

2015年9月10日

文藝春秋

1,870円(税込)

小説・エッセイ

「日本社会の現状に対する鋭い洞察と、異議申し立て」(佐藤優氏)「近年の日本文学におけるもっとも高次な、また豊饒な果実の1つ」(若松英輔氏)と絶賛された傑作「ボラード病」で新境地を切り拓いた吉村萬壱氏。あれから一年、吉村氏の2005年以降の10の短篇・中篇を一挙収録した作品集。シュールな近未来ものあり、不条理な家族小説あり、不気味で、不穏で、グロテスク、吹き荒れる嵐のように暴走する想像力が、読者を真実の深淵へといざなう。鬼才の筆が炸裂する、圧倒的作品集。

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opan

(無題)

-- 2022年07月12日

家族ゼリー 雑木林の休憩スペース、ピンク映画館、並んで建つ2軒の葵旅館と禊旅館、寝室、布団、母の濡れた下着、状況の風情がとても良かった。 コップ2030 世界が歪んでいく。文字も歪んでくる。

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