
あしたの君へ
柚月 裕子
2016年7月29日
文藝春秋
1,650円(税込)
小説・エッセイ
裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された望月大地。 だが、採用されてから任官するまでの二年間ーー養成課程研修のあいだ、修習生は家庭調査官補・通称“カンポちゃん”と呼ばれる。 試験に合格した二人の同期とともに、九州の県庁所在地にある福森家裁に配属された大地は、当初は関係書類の記載や整理を主に行っていたが、今回、はじめて実際の少年事件を扱うことになっていた。 窃盗を犯した少女。ストーカー事案で逮捕された高校生。一見幸せそうに見えた夫婦。親権を争う父と母のどちらに着いていっていいのかわからない少年。 心を開かない相談者たちを相手に、彼は真実に辿り着き、手を差し伸べることができるのかーー 彼らの未来のため、悩み、成長する「カンポちゃん」の物語。
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Readeeユーザー
(無題)
柚木先生の文章の雰囲気が好き バターのイメージが強かったけど、この作品の方が個人的には前を向く元気がでてくる内容で好きだった。 カンポちゃんと言われる家庭裁判所調査官見習いの話で、担当案件ごとにまとめられている。 会った人が笑顔になってくれたら嬉しい、なんとなく共感できて読んでいて心地良かった。 みんなそれぞれ問題を抱えてそれをどうするか前向きに検討している姿も良かった。
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