十二人の死にたい子どもたち
冲方 丁
2016年10月15日
文藝春秋
1,705円(税込)
小説・エッセイ
廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫を開けると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にする決まりだった。初対面同士の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。しかし、十二人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。このまま計画を実行してもいいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、十二人の子どもたちは多数決を取ろうとする。俊英・冲方丁がデビュー20年目にしてはじめて書く、現代長編ミステリー!性格も価値観も環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。彼らが出す結論はー。
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(無題)
様々な事情を抱えた12人。あるサイトで申し込み、自殺をするために廃業になった病院に集まったが、そこには意識のない13人目の少年がいた。このまま自殺を決行するのか、13人目の人物は誰なのか。病院の中で話し合ううちに、それぞれの意識が変わっていく。
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