
直撃 本田圭佑
木崎 伸也
2016年11月11日
文藝春秋
1,430円(税込)
小説・エッセイ / ホビー・スポーツ・美術
「本田くん、ある意味、それは勝ち逃げだよ」 気鋭のスポーツライターが投げかけた一言からすべては始まったーー。 2010年南アフリカW杯で衝撃な2得点を挙げ、ベスト16の立役者になった 本田圭佑は、大会終了後、突然口を閉ざした。取材オファーをすべて断 り、孤高の道をゆかんとするサッカー日本代表のエースに気鋭のスポー ツライター・木崎伸也が立ち向かう。モスクワ、バルセロナ、ミラノ、 ブラジル……アポなしの独占直撃取材で引き出した本田圭佑の本音。足 掛け7年、28回にわたる真剣勝負の対話から浮かび上がる型破りの哲学。 これは、知られざる本田圭佑の人物像であり、ひとりのアスリートに迫 っていくジャーナリストの試行錯誤の物語である。 【W杯を語らない本当の理由】 「カッコいい感じやなと思ったら、オレはしゃべるし。 ダサいなと思うときにはしゃべらへんし。シンプルですよ」 【初めて明かしたW杯後の真実】 「1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。 僕はその味をしめてしまったんですよ」 【アジアカップ優勝&MVP直後の本音】 「自分の器用さが嫌なんですよ。 それだと成長スピードも、のびしろも、日本人の枠に収まってしまう」 【非エリートの思考法】 「安定って言葉は、これまで生きてきてあまり使ったことがないし、 聞いたこともないですね。僕の辞書にない言葉です」 【ガチンコ勝負のコミュニケーション論】 「人間関係を大事にするなら、本音を言わないとあかん。 むしろ本音を言わない人は、逆に人間関係を大事にしていないように思える」 【それでも世界一を目指す覚悟】 「下馬評どおり、案の定ブラジルに負けて。 なんか嬉しくなる気持ちわからへんかな? 簡単に勝てたら、この先おもしくなくなるやん、みたいな」 【コンフェデ杯3戦全敗後の告白】 「自信の差がそのまんまイコール格になる。 負けられないというプライドが、相手を打ち負かす力になる」 【奇跡を起こす壮大なる計画】 「波乱を巻き起こすには、勘違いを芽生えさせなければいけない。 それができるという期待を、僕は自分自身にしているんです」 【名門ACミランへの挑戦】 「移籍までに時間はかかりましたが、必然だった。 2年前の僕では、重圧を乗り越えられたかわからない」 【ミランでの葛藤】 「今のチームは“普通”のタイプがいない。 だからこそ普通でいること自体が差別化になるというかね。 それが自分の付加価値になり得る」 【ブラジルW杯 存在証明】 「世界一のための作業が過去4年間、間違っていたのであれば、 正解は何なのか。それをもう一度、一から見つけたい」<b
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