静かな雨

宮下 奈都

2016年12月12日

文藝春秋

1,320円(税込)

小説・エッセイ

忘れても忘れても、ふたりの世界は失われない。新しい記憶を留めておけないこよみと、彼女の存在がすべてだった行助。『羊と鋼の森』と対をなす、著者の原点にして本屋大賞受賞第一作。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

-- 2020年01月16日

(無題)

ここから始まったのだな、としみじみと思う。透明で繊細で優しくてしなやかで優しくて、だけどまんなかにしっかりとした芯のある宮下さんが紡いできた物語たちの源がここにある。 世間から見ると少しだけ横に押し出されてしまった人たちの、普段の生活のなかにある小さなできごとが、どうしてこんなにもきらめいて見えるのだろうか。 毎日たい焼きをやいているこよみさんが、ずっと松葉杖をついてきた行助の隣りで明日の夜には静かな涙を流さずにいられますように、とただそれだけを祈ってしまう。

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みんなのレビュー (1)

たいが

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3.1 2019年10月15日

物語としてはあまり進まずに暗い雰囲気で進行するもののどこか心がほっこりするような終わり方が好きだった

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