高倉健、その愛。

小田 貴月

2019年10月30日

文藝春秋

1,760円(税込)

エンタメ・ゲーム

本書は五年前に亡くなった高倉健が“最後に愛した女性”小田貴月さんによる初の手記です。 海外のホテルを紹介するフリーライターだった貴月さんは、 香港で偶然、健さんと出逢います。1996年のことです。 1年ほど文通が続いた後、貴月さんが仕事でイランへ出発する日の朝、二人は“急接近”します。 成田行きのリムジンバスに乗ると、健さんから携帯電話に連絡が入りました。 「後ろを見て!」。振り向くと、敬礼のポーズをとる高倉健の姿があったのでした……。 そしてイランのホテルには、健さんから毎晩のように国際電話が入りました。 貴月さんは帰国後、健さんの“伴奏者”としての道を選び、それは健さんを看取るまで続きました。 “孤高の映画俳優”というイメージを崩さないため、外で会うことは一度もなし。 彼女は健さんのために家で毎日食事をつくり、ロケの支度をするなど身の回りの世話を焼き、 そしてたくさんの会話を重ねたのでした。 本書では、貴月さんに直接語った“言葉”により、健さんの真の姿を浮き彫りにします。

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