がんというミステリー

文春新書

宮田 親平

2005年6月20日

文藝春秋

759円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 新書

近代医学にとってがんは謎のかたまりだった。一体何が原因か?なぜ増殖を続けるのか?医学者らは目の前の患者を救う一方で、その正体を知ろうと奮闘した。かくて臨床治療と病理研究が絡み合いつつ進展し、今、救命率は向上、謎の多くが解明されようとしている。その謎ときの百年余の歴史をたどった本書は、さながらミステリー小説を読むがごとくスリリングかつエキサイティング。むろん筆は現在の最先端治療、がんの最新像にまで及ぶ。

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