日本史のツボ

文春新書

本郷 和人

2018年1月19日

文藝春秋

924円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

七つのツボを押さえれば、歴史の流れが一気につかめる。最もコンパクトな通史の登場。古代の「関東」は美濃から始まった?なぜ日本は世襲社会なのか?毛利、北条には独立政権の可能性があった?ヤマト朝廷の成立から明治維新まで、人気歴史学者が明快に日本史を解き明かす。

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azukikaferate

既にツボ抑えてた

starstarstar 3.0 2024年03月20日

おさらいにはなったと思う。宗教関係は、わりかし知らぬ情報あったので後々深掘り。歴史をザーッと通して学び直すにはいいと思うが、筆者の予想も結構混ざってる。その予想の元になったデータがあったら説得力も増したと思う。だから、鵜呑みにしないように気をつけて読んだほうがいい。

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starstarstar 3.0 2020年10月25日

宣伝ほどは面白くなかった

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日本史の切り口

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3.3 2019年11月18日

天皇、土地、宗教、経済などさまざまな視点から日本史を検証。表向きの歴史からは計りきれない、人間の生活や社会の変化が歴史の流れを構築してるのがよくわかる。結局時代は変わっても歴史は人間が作ることは過去も未来も同じだれはう。

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starstarstar 3.0 2019年05月26日

宣伝ほどは面白くなかった

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3.3 2019年02月24日

日本通史を天皇、宗教、土地、軍事、地域、女性、経済という7つのツボに沿って読み解く試みである。例えば、天皇について。日本史に登場する人物で天皇にとって変わってこの国の主となろうとしたのは、織田信長と平将門の2人だけであった。では、天下人となった豊臣秀吉と徳川家康は何故天皇家を滅ぼさなかったのか。実質的には日本の支配者であったにもかかわらず、天皇から任命される征夷大将軍の地位に甘んじて止まったのは何か理由があったのだろうか。室町期までは土地の所有概念が曖昧で、土地の権利をめぐる論理として「職の体系」が必要であった。官職叙任権をもつ天皇家を滅ぼすと土地の権利に大混乱を来し、武家政権の信用も丸つぶれになるからだ。しかし、戦国大名の時代になれば、荘園は消滅して太閤検地で新たな所有体系が確立された筈だ。やはり、わからないままである。 日本史をこんな風にザックリと解説した類書は見当たらない。それだけに新鮮に感じることができた。

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