竜馬がゆく 一

文春文庫

司馬 遼太郎

1998年9月10日

文藝春秋

869円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.8 2024年05月09日

龍馬の幼少期から、ゆったりと話は進んでいくか先が気になるため読む手が止まらなかった。これから始まる歴史の序章として面白かった。

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Readeeユーザー

あらすじ

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4.5 2022年07月18日

冴えない少年が刀の修行を通して 心身立派に成長していく。 黒船来航や桂小五郎等、 竜馬の未来に影響を与えた出来事や人が描かれている。

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ほーく

自由奔放で正直な青年

starstarstarstar 4.0 2020年09月13日

坂本龍馬じゃ。 士農工商という借り着ではなく、人間1匹の坂本龍馬だけが正真正銘と考える彼の思想がとても格好良い。歴史の教科書で習ったような、すごい仲介役という自分の理想像が大胆に裏切られた。情熱溢れる策略家と思いきや、その実態は人の良い、正直者で、真面目で、のらりくらりと生活して、人に愛されるそんな若者だった。 藤兵衛との出会い、さなことの恋愛、桂への告白、冴への断り、郷土でも家老にものをはっきりいう、そして黒船見たさに法律も犯そうとする… そんな自由奔放で自分の生きたいように生きる龍馬が本当に憧れ。 1番好きなシーンは重太郎のために負ける試合。自分の強さを見せつけることもできるのに!その手段を選ばず、相手のメンツを考えてあげられる。なんと器量の大きいお人なのだろう。 そして、安政諸流試合での桂との剣も思わず手に汗握る展開で良い。 歴史小説だと考えて今まで読まず嫌いしていたが、手に汗握るスピーディな展開に思わずのめり込んでしまうほどの面白さ。

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のーかまん

面白い

starstarstarstarstar 5.0 2020年04月29日

一気に読みました。 龍馬が人間くさくてカッコいい。

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ほーく

自由奔放で正直な青年

starstarstarstar 4.0 2020年02月19日

坂本龍馬じゃ。 士農工商という借り着ではなく、人間1匹の坂本龍馬だけが正真正銘と考える彼の思想がとても格好良い。歴史の教科書で習ったような、すごい仲介役という自分の理想像が大胆に裏切られた。情熱溢れる策略家と思いきや、その実態は人の良い、正直者で、真面目で、のらりくらりと生活して、人に愛されるそんな若者だった。 藤兵衛との出会い、さなことの恋愛、桂への告白、冴への断り、郷土でも家老にものをはっきりいう、そして黒船見たさに法律も犯そうとする… そんな自由奔放で自分の生きたいように生きる龍馬が本当に憧れ。 1番好きなシーンは重太郎のために負ける試合。自分の強さを見せつけることもできるのに!その手段を選ばず、相手のメンツを考えてあげられる。なんと器量の大きいお人なのだろう。 そして、安政諸流試合での桂との剣も思わず手に汗握る展開で良い。 歴史小説だと考えて今まで読まず嫌いしていたが、手に汗握るスピーディな展開に思わずのめり込んでしまうほどの面白さ。

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nogiukwz12

シリーズ開幕

starstarstarstar 4.0 2018年05月04日

江戸時代末期、土佐藩に生まれた坂本竜馬の一生を描く大河小説。司馬遼太郎好きなのですが、代表作たる今作は未読でした。文章が非常にに読みやすく、キャラクターはコミック的な個性があるので、正しく大衆小説と言ったところ。本作では、江戸留学から黒船来航、若い志士達との剣道試合まで。嵐の前の静けさですね。シリーズ8巻を駆け抜けて行きたいと思います。

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