レイクサイド

文春文庫

東野 圭吾

2006年2月10日

文藝春秋

737円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

妻は言った。「あたしが殺したのよ」-湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。

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みんなのレビュー (5)

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3.9 2021年06月08日

あれよあれよという間に読めてしまう東野圭吾作品の一つ。 解説まで読んで、ああそうだったかと思い至った点もあり、面白かった。

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Readeeユーザー

レイクサイド 東野圭吾

starstarstarstarstar 5.0 2019年11月07日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Readeeユーザー

(無題)

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4.3 2019年05月18日

東野圭吾っぽいミステリー小説。 湖のそばの別荘で合宿が行われている。 俊介の愛人、絵里子が殺された。 全ての家族は中学受験でなんとしてでも名門のある学校に入れたいと思い、塾の講師の紹介でその学校の先生と知り合う。両親は子供をその学校に入れるためならと学校の先生に賄賂をわたし、それぞれの妻は学校の先生と関係を持つことを強要される。 そのことを知った子供が、絵里子を殺した。それが子供の仕業であると判明し、

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Readeeユーザー

人間の内面

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3.3 2018年11月29日

東野圭吾らしくわかりやすくて人間の内面を描き出した作品だった。

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(無題)

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3.6 2018年01月29日

名門中学への受験を控え、子供の勉強合宿に湖畔の別荘に集った3組の家族と塾講師。並木俊介は受験に疑問を抱きつつも、別居中の妻・美菜子と娘の舞華のために仲のよい夫婦を演じていた。その晩、何の前触れもなく俊介の愛人・高階英里子が別荘を訪れる。俊介は英里子と外で落ち合う約束をするが、英里子は現れない。別荘に引き返すと、そこには英里子の死体が横たわっていた。『私が殺したの』美菜子の言葉に愕然とする俊介をよそに、事態はさらに混迷を深めていく。受験への影響を恐れた親たちが死体を湖に沈めようと提案したのだ。湖畔の別荘にテニスコート、あたかも爽やかな風が吹き渡ってもよさそうなワンロケーション。そんなロケーションとは正反対に受験地獄、不倫、スワッピング、さらには殺人といった、いわば人間が織りなす地獄絵が東野によって描き出される。秀作である。

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