
真夏の方程式
文春文庫
東野 圭吾
2013年5月31日
文藝春秋
902円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう一人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とはーー。
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厚みが気にならないくらい一気読み
starstarstarstarstar 5.0 2024年04月09日
400ページ越えですが、一気に読み終えました。やっぱり面白い。ラストに向けて全てが収束していく感は気持ちいいくらいですね。
今作は前作?の容疑者Xの献身に繋がるところもあり、ラストは少し切なさも残りますが、未来がある終わり方で読後感もいいですね。
そしてラストに恭平に対して言う言葉がまたいい。
「答えを出すためには、自分自身の成長が求められている場合も少なくない。だから人間は学び、努力し、自分を磨かなきゃいけないんだ。」これは自分が常々思っていることに通じるところがあって、余計に響くセリフでした。
そして、「今回のことで君が何らかの答えを出せるまで、私は君と一緒に同じ問題を抱え、悩み続けよう。忘れないでほしい。君は一人ぼっちじゃない。」
この数行だけでも今作を読んだ価値がある。
良い本は刺さる言葉がある。
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onochin
湯川である必要性が…
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