武田信玄 山の巻
文春文庫
新田 次郎
2005年5月10日
文藝春秋
968円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
甲州・信州の全域をわがものとして、さらに駿河府中をおさえた信玄は、いよいよ京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされてしまい焦るばかりだ。その上、年来の病いが身をしばりつける。合理的な戦術によって、合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇三千枚がいよいよ完結する第四巻。
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(無題)
三河侵攻と信玄の死。信玄って本当はどこで死んだのだろうか?三方ヶ原の戦いの後に浜松城になだれ込むのが普通と思うのですが、上洛を急ぐため無視したと解説されても今ひとつ疑問。三方ヶ原の時には既に危篤だったのかも。後の武田家の運命を知っている立場から、信玄が死んで上洛をやめたことは痛恨の極みに思いました。武田勝頼の悲劇が始まりました。
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