
太公望 上
文春文庫
宮城谷 昌光
2001年4月10日
文藝春秋
1,012円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎の中で、父と一族の復讐をちかう。商王を殺すー。それはこの時代、だれひとり思念にさえうかばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃滅にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒をはなつこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作。
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封神演義の主人公
でありながら、物語ではあまり活躍しないイメージです。そして古代中国の名軍師として有名ではあるけれどあまりに古い時代の人物であるがゆえ詳しいことは知られていない、そんな人物の前半生が語られる、正直なところ物語としてはもう少し周商革命のメインというか、周に仕えてからの話がメインだと思っていたので、太公望の前半生が描かれているとは意外でした。 宮城谷作品は初読みでしたが読みやすくてページ数が多いことも気にならずに読み終えました。 封神演義で仙人の弟子となって修行をしていたことも洞人から剣術や文字を学んだことなどで、ファンタジー色を極力おさえて現実的な描写にしていることも好印象です。 この後周にどのように仕えるのか、紂王や妲己とどのように絡んでいくのか期待が高まります。
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