三国志 第一巻
文春文庫
宮城谷 昌光
2008年10月10日
文藝春秋
737円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
建武元年(西暦25年)に始まる後漢王朝では、幼帝が続き、宮中は皇太后の外戚と宦官の勢力争いに明け暮れていた。正義の声は圧殺され、異民族の侵入が頻発し、地震や天候不順が続く。六代目の帝に皇子が生まれた時、守り役に一人の幼い宦官がついた。その名は曹騰。後に八代目順帝の右腕となった彼こそ、曹操の祖父である。
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Kuramitsu Ryo
傑作
読み進めるほどにハマっていく。最初は難しいと感じるが後からのめり込むようになるので最初の100ページまでは我慢と思われる。「人として」を感じることができる。現代にも通じる普遍的な考え方、価値観を得ることができる。
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