三国志 第一巻

文春文庫

宮城谷 昌光

2008年10月10日

文藝春秋

737円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

建武元年(西暦25年)に始まる後漢王朝では、幼帝が続き、宮中は皇太后の外戚と宦官の勢力争いに明け暮れていた。正義の声は圧殺され、異民族の侵入が頻発し、地震や天候不順が続く。六代目の帝に皇子が生まれた時、守り役に一人の幼い宦官がついた。その名は曹騰。後に八代目順帝の右腕となった彼こそ、曹操の祖父である。

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ドクショ

(無題)

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2.5 2024年12月29日

 曹操の祖父の時代から始まっており、曹操も劉備も出てこない点が異質。  中国の史書に忠実に描かれているようだが、原典である中国の史書そのものが、儒家思想や天命思想、敗者を徹底的に悪く書くところがあって、リアリティを感じられない。

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Kuramitsu Ryo

傑作

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4.4 2019年12月04日

読み進めるほどにハマっていく。最初は難しいと感じるが後からのめり込むようになるので最初の100ページまでは我慢と思われる。「人として」を感じることができる。現代にも通じる普遍的な考え方、価値観を得ることができる。

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