雑賀六字の城
文春文庫
津本陽
1987年7月31日
文藝春秋
469円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
元亀元(1570)年9月、大坂石山の浄土真宗本願寺第11代顕如上人から「身命をかえりみず信長と戦え」という檄文が、紀州雑賀の荘に届いたとき、勇猛できこえた雑賀門徒たちは興奮にわいた。いよいよ織田信長との決戦である。雑賀衆の頭領のひとり小谷玄意の3男七郎丸は、この戦雲のなか熱い青春を送る。
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雑賀衆すごい!
石山合戦を描いた歴史小説。人物が活き活きしている。特に戦闘シーンは迫力ある。「村上海賊の娘」をちょっと思い起こさせる。
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