幻島記
文春文庫
白石一郎
1987年1月31日
文藝春秋
481円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
慶長元年、別府湾上にある周囲3里もある瓜生島が大地震と津波で一夜にして陥没したー水戸彰考館に田舎儒者と侮られた豊後府内藩儒笠春兆は“瓜生島海没”の地誌を編纂した。しかし、その信憑性が問われた。果して実在の島か、幻の島か。その謎をめぐる論争は現代まで続く。表題作など時代小説の秀作5篇。
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