我らが隣人の犯罪
文春文庫
宮部みゆき
1993年1月9日
文藝春秋
660円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
僕は三田村誠。中学1年。父と母そして妹の智子の4人家族だ。僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが…。表題作以下5篇収録。
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(無題)
短編集。 5篇の主人公はみんな気づかぬうち物語に巻き込まれる。 本当に事件性があったのは祝・殺人ぐらい。だけど、平和的な生活の中に時々ある、ちょっとミステリアスな出来事を扱ってるという感じ。 殺人事件という非日常な出来事よりも、こうした日常に寄り添った出来事の方が実際馴染みやすい。
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