ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ マリー・ルイーゼ 下

文春文庫

塚本 哲也

2009年12月4日

文藝春秋

827円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

パルマ公国の女王となったルイーゼは、国民の生活向上を願い、別離を余儀なくされた息子のローマ王の成長を温かく見守りつつも、愛人との逢瀬、極秘出産など葛藤にも苦しむ日々を過ごす。そして、息子の早すぎる死、父・フランツ皇帝の逝去に悲しむ暇もなく、燃えるイタリア・ナショナリズムに翻弄されていく。

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